タイプごとの相場価格

タイプごとの相場価格

タイプごとの相場価格 ライトガイドとは、光源装置からの光を伝導するための機器です。
マイクロスコープなどを使用する際、光源に接続して本体へ照明を導入するために用いられます。

このライトガイドですが、大きく次の二種類に分けられます。
従来型と液体型の二つです。

従来型はファイバーを重ねたバンドル型の構造をしており、比較的手に入れ易いです。
価格としてはおおよそ1万円~数万円。インターネット通販でも手に入ります。
しかし、使用に伴う曲げ伸ばしによってファイバーが劣化したり断線したりする恐れがある、液体型よりも光の伝送効率に劣るという特徴があります。

一方、液体型の価格は、一般的に従来型のものよりも高価であり、おおよそ5万円程度が相場となっています。
上記で述べたように、従来型よりも劣化や効率に関しては秀でています。ですがその一方で、長さは10メートルが限界と言われること、また長時間の高温には耐えられないというデメリットもあります。

民間でも使用される光を効率よく伝えるためのライトガイド

民間でも使用される光を効率よく伝えるためのライトガイド 光は基本的に真っ直ぐにしか進みませんが、反射によって進路を変更させることができます。そしてその性質を活かして、光の進路を柔軟に変える道具がライトガイドです。コードのような形状をしていて、中にはファイバーの束を始めとした光を通す素材が組み込まれています。発せられた光はケーブルの中を通って、先端部分のみに明るさを伝えます。
ただ全てが伝えられるわけではなく、ライトガイドを通る際に多少漏れてしまいます。内部に使用されている伝道素材の密度が高ければ高いほど、無駄が少なくなります。伝道率が最も高いのは内部に液体素材を採用しているタイプで、ファイバーでは避けられない隙間の発生をなくすことができます。
ライトガイドの使い道は幅広く、狭い場所で照らす部分を柔軟に変更させる必要がある医療の現場や、民間の印刷業界など多種多様です。全体を明るく照らしてしまうと支障が出る場所で、ピンポイントに絞り込むことで光の使い勝手を上げるわけです。